サーフィンとロルフィング
サーフィン雑誌の記事より超訳しました。
ロルフィングは、身体がどのように重力と関係すれば、よりバランスが取れるかを観察することから始まる。これは、身体は、その構造が改善されると流れるような動きを生み出す、というロルフィングの原理に基いている。
多くのサーファーは、足、膝、立ち姿勢のアンバランスを気にする。これらのアンバランスはスポーツにとって要である腰の動きを制限し、一見関係なさそうな日常の場面でも痛みを引き起こす。
ロルフィングを受けた後、私の身体にエネルギーがみなぎり、構造が整ったように感じました。これはサーフィンのテクニックにとって重要です。サーフボードに対して肩と腰をちょうど良い位置に向けると、より大きく爆発的な動きが生まれ、水しぶきがたくさん飛ぶんです。 ーー ネイサン・ヘッジ
サーフィンに限らず、ロルフィングはアスリートが運動機能を改善する際の助けになる。一般に、スポーツでは脚と腰の協調動作が必要となる。デトロイト・ライオンズのディフェンス・エンドのデヴィン・テイラーは、『ロルフィングは、マッサージ、リフティング、ストレッチなど、他では決して触れられない部位を緩めてくれる』という。
アスリートは自分のどこかに弱点が有り、そこから今の問題が来ている、と考えがちだ。時にはそれは正しい。しかし大抵は、ある部位の緊張を単に緩ませるだけで、より良いバランスが身体に統合されるものなのだ。