ナンシー・ギルゴフ新潟WS

2020年7月7日ワークショップ

メインの目的は温泉でヨガはオマケのつもりが、終わってみるとヨガ魂に再び火が灯りました。backpack

ナンシーは、アシュタンガ・ヨガ黎明期の生徒。創始者であるパタビ・ジョイス師の教えを忠実に引き継いでいます。この2日間の練習で学んだことは、

  1. なんといっても、呼吸を楽しむこと。そのためには、口蓋に舌をつけて顎を緩める。
  2. 前屈のポーズは腰を伸ばして折りたたむのではなく、お腹に少しスペースを残したまま、頭を脚につける。これにより、骨盤底を引き上げる力に気がつく。
  3. 三角のポーズも同じで、骨盤は冠状面での動きから少し前傾させることで、骨盤ボール内のコアを感じる。
  4. 立って開脚前屈のポーズは、頭を床に付け3点で支えることで、ハムストリングが緩む。
  5. 手で体重を支えるポーズは、指を伸ばしきらずに、少し曲げて掌を浮かすことで手首への負荷を軽くする。

など、アライメント重視のヨガと違って、目からウロコでした。hand

総じて言えるのは、シンプルで力強いこと。命の息吹を感じられます。

アシュタンガ・ヨガは身体の末端部分をどこかに付けるポーズが多いのですが、このループに息を吐き入れることで自ら熱を作り出しているみたいです。口蓋に舌をつけて顎を緩めていると、最後まで呼吸が荒くならず、テキトーに力が抜けていい感じにまとまりました。これはエキサイトする日常の場面にも応用できそうですよ。

2日目の練習の後、慈悲の瞑想をしました。

  • 愛と優しさに満たされますように。
  • 健康でありますように。
  • 平和で安らかでありますように。
  • 幸せでありますように。paper-plane

この主語を、

  1. 自分
  2. 街で実際に会った人
  3. 配偶者や親以外の愛する人
  4. 苦手な人や政治家

の順に、息を吐きながら心の中で唱えます。aまたはdを唱え辛い場合があります。ここに深く学ぶ余地がある、という話に納得。 💡 

最後に、日本の調査捕鯨を止めて欲しい、そのためには日本人自らの声が必要と訴えていました。これには僕は反対意見ですが、自分の考えを素直に伝える姿勢は素晴らしいと思います。

信濃川べりは垢抜けた都会の様子。IMG_20160403_065033

お寺を移動する珍しい風景。建物全体を持ち上げている。IMG_20160402_133405

酒蔵の前に立つおじさん、飲み比べ楽しかったよ。IMG_20160402_135839

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